2013年11月18日月曜日

やる気になれば何でもできるー俳優ウイル· スミスのストーリー

 目標達成の9つのポイントの2)絶対にやりとげるのだという強い意志を持つ。これは、成功している人達全員に共通していることです。

 夢を叶えられない人達の多くは、自分のなかで、そんなことできるわけがない、と達成しなかった時の弁解をしている別の自分が存在するのではないでしょうか? また、周りの人達からも同じようなことを言われ、なんとなくその意見に押し流され、諦めてしまう人もいます。

 才能は人並みだけれど、努力は誰にも負けないと話すハリウッド映画スターのウイル · スミス。彼が子供の頃に弟と作ったレンガの壁の話は有名です。ウイル の父親は、会社の前にあった壁 が取り壊された時、12歳のウイルと9歳の弟に壁を作り直すように命じました。考えただけで不可能な作業を命じられた二人の子供は、「そんなことできるわけない」と、父親に訴えましたが、父親は息子達の訴えを頑として聞き入れませんでした。仕方なく二人は、ひとつ、ひとつ、レンガを積みあげる作業を始めました。

 一年半後にレンガの壁が出来上りました。父親は二人に向かって言いました。「これからは、できないことがあるなんて、絶対に言うのではないぞ!」と。

 ウイルは、この経験から、やる気になればどんなことでもできるのだと、子供心に思ったと昔を振り返ります。そして、ひとつ、ひとつのレンガを積みあげるという地道な作業を通して、自分の忍耐力が養われたとも話しています。

 ウイル· スミス主演映画「幸せの力」のなかで、ウイルが演じる父親が息子に向かって言います。「夢を持ちなさい。夢など叶うわけがない、などと勝手なことを言う他人には耳を貸さず、自分の夢は自分で守りなさい。夢への決心があれば、どんな夢だって叶えることができるはずだ。」それは、ウイル· スミスの父親から子供のウイル自身へプレゼントされたメッセージ。そして、ウイル自身が自分の息子に伝えたかったメッセージになのでしょう。