2014年12月28日日曜日

第一章「好きなもの」- 考えられる「好きなもの」すべてを書き出しましょう。

 第一章の「好きなもの」の質問に答えるプロセスを始めたら、これらのページの質問だけに終わらず、他にもある自分の好きなものについて考えてみましょう。

 先日、Facebookの友人の「Likes」を見ていて、え〜、この人はこういうものが好きなのだと発見。Facebookの「Likes」から、友達を知らなかった一面を知るように、自分のたくさんの「Likes - 好きなもの」から自分の再発見に役立て下さい。

 ALL ABOUT "ME" BOOKの「好きなもの」のページの質問に答えるプロセスのなかで、思いついた他の「好きなもの」は、自由に余白欄に書き込んで下さい。何年か後にこの本を見直す時に、もしかしたら、忘れていた好きなものに目が触れて、忘れていた自分を思い出すきっかけになるでしょう。この本をそういうふうにも使ってほしいと思います。

 私の「好きなもの」のひとつは、やや肌寒いロサンゼルスのクリスマスの朝です。通勤通学の車はなく、し〜んと静かなロサンゼルスの街。雲ひとつない青空。冷たい空気感。キラキラした太陽の光。あるテレビ番組の主人公が、「クリスマスの朝は、不可能なことは何もないという思いになれる。」と、この一言がすべてを語ってくれているようです。


2014年12月22日月曜日

ALL ABOUT "ME" BOOK 第一章 学生時代の自分と友達について。

 ALL ABOUT "ME" BOOK の第一章で、自分の今までの学校歴を書き出すページがあります。このページで、各学年の自分のこと、その時の友達とその友達と過ごした時を思い出してほしいのです。

 中学校時代の私は、読書好きの少女でした。中学2年生の頃に、詩を交換し合っていた友人がいました。彼女とは違う高校に進んだため、それ以降は疎遠になってしまいました。

 日本の実家のクロゼットの奥から、彼女との詩の交換ノートがまだ残っていました。中学2年生の自分が書いた詩を今読むと、青春の香りがする、はにかむ内容でした。互いに詩を書き、コメントし合う一冊のノート。詩と通しての楽しい連帯感を思い出しました。詩のノートから青春を再体験をして、繊細な夢見る乙女だった自分発見。そういう自分もあったのだと、懐かしい思いでした。

 今は、Facebookなどで、旧友を探すことが可能になりました。その友人を探すかどうかは別にして、心に残っている子供の頃の友人もその友人との過ごした時間、体験は、今の自分形成の一部分なのだと思います。昔の友達を思い出すこの時間をエンジョイして、自分の再発見に役立ててほしいです。 

2014年12月16日火曜日

ALL ABOUT "ME" BOOKを始めた方からの感想について

 先日ある方から、All About "Me" Bookに取り組み始めた感想を受け取りました。

 「悩みが多く、現実が見えない ので、この本を紹介してもらったこと。自分のことを書くのに、スムーズに書けないことが多々あること、人生設計が全くなかったと自覚したことなど。今まで思っていたことが本当にやりたいことかどうかを、この本を終わらせるまでに考えたい。」と、書かれていました。この感想を読みとても嬉しい思いでした。

 悩むということは、何かをしたいという意欲があることの証拠です。現実が見えないということは、本当の自分のことをよく理解していないのでは?それなら、自分を知るために、この本のなかの「自分発見」のページがきっと役に立つでしょう。そして、誰が何と言おうと自分を大切に思えるようになることができれば、現実(というのは、現実と自分との関係だと思います)が少しずつ見え始めるのではないでしょうか?

 人生設計について。私もハリウッドのワークショップで学ぶまでは、漠然としか考えていなかったことでした。学校を卒業したら、就職して、結婚して、子育てして、、、と、世間一般のマニュアルに則るものだと思っていました。しかし、人生は世間一般のマニュアル通りには進みません。自分用のマニュアル=人生設計です。また、それら以外に自分が何かをしたいと思った時、計画があった方が限られた時間のなかで実現できる可能性がより高くなります。
 
 やりたいと思っていたことが本当にやりたいことかどうか、それも本当の自分が分かれば見えてくるはずです。家族や世間的を考慮して自分がこうした方がいいと、思っていることを自分のやりたいことに考え違いしていませんか?自分のことが分かり、自分を大切に思うことができると、本当にやりたいことに素直に目が向くと思います。

 ALL ABOUT "ME" BOOKに向かっている彼女のことを考えながら色々と思った日でした。

2014年12月9日火曜日

ハリウッドの一番忙しい季節

 12月になるとハリウッド映画界は超忙しいシーズンを迎えます。忙しいというのは、撮影ではなく、クリスマスプレゼントで大忙しなのです。
 
 エグゼクティブ·プロデューサーのアシスタント達は、プレゼントを送る人達のリスト(俳優のエージェント、映画会社のエクゼクティブなど)を作り、プレゼントを用意し、それらを届ける手配まで、間違いは許されません。

 映画の撮影に関わっている会社(カメラ、照明などの機材会社、ケータリング会社、オフィス家具や機具のレンタル会社など)からは、製作オフィスにクリスマスプレゼントが次々と届きます。

 製作オフィスからは、その映画に出演している俳優やスタッフに。そして、クリスマスパーティーの準備も始めなければいけません。この時期、クリスマス関係の作業だけをする人を決めて準備に専念する程です。

 何故、これまでクリスマスに熱心なのか?それは、この機会にこの映画のために一生懸命仕事をしている人達への感謝の気持ちを表すためです。

 ロバート·ゼメキス監督のチームにいた時のエグゼクティブ·プロデューサーは特別でした。彼からのクリスマスプレゼントと共に受け取るクリスマスカードには、彼の自筆で毎年パーソナルなメッセージが添えられていました。ハリウッドのエグゼクティブ·  プロデューサーは、我々スタッフより寝る時間もない忙しい人です。その人が、わざわざ時間をかけて、彼のもとで働いているスタッフの一人一人に感謝のメッセージを書くという心使いに、毎年感謝と尊敬の気持ちでした。その彼と一緒に仕事ができるのはラッキーだと思っていました。

 どんな高価なモノも、本当に心のこもった言葉にはかないません。この機会にお世話になった方々、感謝の気持ちを伝えたい方々に自筆のカード、お手紙を送ってみてはどうでしょうか?あなた自身の言葉とあなた自身が書いた文字だから、あなたの気持ちがより相手に伝わると思います。


2014年12月4日木曜日

自分の時間と計画

 ブログを更新できなかったこの二ヶ月。私のワークショップなどで、計画をたてないと時間はアッという間に過ぎてしまいます。と伝えている自分自身が、そのことを実感した二ヶ月でした。

 移動の多い二ヶ月で、肉体的にも疲れていることが多かったこともありますが、その以前に作っていた計画が崩れ、それを立て直すことをしなかったため、増々生産性に欠ける毎日となりました。仕事、用事などはこなせますが、自分のために費やす時間に影響しました。

 今日改めて、2014年残り一ヶ月の綿密な計画を立ててみました。特に、今月は色々なイベントなどもある月です。どのくらい自分のために使える時間があるか?忙しくて、時間がないと思っていたにも関わらず、計画をたててみると、”自分の決心次第で” 案外自分の時間は捻出できるということが見えてきました。

 すべては自分の意思、決心です。やろうと思えばできる。まあいいや、と思えばできない。すべては自分の選択です。